折節の移りかわり/麗江(2010/02/27〜2010/07/07)
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折節の移りかわり/麗江(2010/02/27〜2010/07/07)
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●花についてまったくの素人ですので、お教えいただければ幸いです。
●人民元レートは変動し、またTTB・TTSによって異なりますが、だいたい1元が12〜17円の間です。
●連絡先は、こちらです。
■2010年7月7日、
アメリカ人のほうが中国理解がしやすいのではないか。民族問題を
かかえ、また内戦(南北戦争、国共内戦)の体験もある。
テレビドラマ『反特007』を見てそう思った。このドラマは、
1949〜50年を背景に、軍閥の跋扈10年、日本の占領6年、
国民党統治12年という歴史を持つ中原にある架空の70万人都市・
盤龍市を舞台にしたドラマ。国民党から政権を接収管理し、新中国を
作りあげる苦労が正面から取り上げられている。

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| 李幼斌が演ずる軍管会主任 |
躊躇する民族資本家の支援、国民党軍統(軍統とは、秘密情報組織)
によるテロ、そして官僚風をふかし、ついには腐敗していく幹部
(軍管会副主任)……などが恋愛をからめて描かれていく。
その中で、二男二女の兄妹が離れ離れになり、一方は八路軍・
解放軍兵士に、一方は国民党軍統と遊女となってぶつかり合うという
ところに注目した。(長兄・次兄・長女・次女のうち、長兄は解放軍
で公安担当主任、長女は解放軍兵士、次兄は軍統、次女は遊女)
公安の長兄は、国民党軍統の相次ぐテロ・暗殺の中、徐々に
軍統のテロリストをおいつめるまでに至る。が、決定的瞬間、彼が
弟だと知り、のがしてしまう。
その昔、映画がTVでみた南北戦争の物語を思いだした。たしか、
北軍の兄が南軍の弟を、やはり同じようなシーンで逃がしてしまうと
いった内容だった。
イデオロギーでみれば、あるいは理性で考えれば許されない行為で
あっても、心でみれば見逃すという行為も分ってしまう。しかし、
それでいいのだろうか?
この作品、『反特007(特務に対抗する007――くらいの意味)』
などという軽薄な題名をつけているが、かなり大きなテーマを投げ
かけている。そして、解放軍管会主任が折に触れて語る言葉に説得力
がある。「我々の権限は誰が与えてくれたのか?人民だ。われわれは、
人民のために働かねばならない。だが、人は必ず間違う。どうしたら
いいのか?誤りをおかさぬよう、人々の批判に耳を貸さなければなら
ない」国境・時代を越え、心に迫る言葉だ。
顔をしかめ、悩みながら口にするこの俳優・李幼斌は、1958年
生まれだという。ときどきテレビドラマで見るたびに、存在感の
重さを感じ、画面をいつもひきしめていると思う。
内戦を身体で知らない日本人。簡単に「現在、大陸から台湾への
働きかけは経済というアメを使った工作だ」などと言っていいものか。
ついでにもうひとつ民族問題。一昨日、寝ながらNHKの海外放送
・ラジオ日本を聞いていたら、新疆での事件一周年ということで、
関係研究者の話をふくめて放送していた。趣旨は中国の施策は根本的
解決にはならない――というもの。根拠もあげていたし、それは
それなりに納得できるものではあった。が、不満だ。この手の研究者
という輩は、いつも他者の問題を自分の問題として考えない。
裏返して言えば、自分の問題として他者の問題を考えようとしないのだ。
そのため、論評する自身の位置が消え、ひいては説得力も欠くことに
なる。
沖縄は、まさしく民族問題ではないのか? そこから出発して
他国の民族に関する問題を考えることこそが、世界の問題をひもとく
鍵となり、ひいては大きな研究となるのに……。
(2010.07.07)
■2010年7月3日、
A地点先で、エーデルワイズを見る。
6月26日とは違って、ここは群生地。しかも玉龍雪山をすぐ向うにして
撮影できる。よって、昨年の6月27日にもここで撮影
している。
だが、雪山は黒い雲がおおい、晴れわたっていたはずの南の空
も、あやしげな雲行きに。まずい、と即座に引き返したものの、
まる30分、通り雨にやられてしまった。
(画像は、16:00に14mmワイドレンズで撮影。左は切り出し、右は
そのまま)
(2010.07.03)
■2010年7月1日、
C地点付近で、矮生黄華を発見。

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| 矮生黄華 |
昨年は、春の3月29日にすでに紹介していたのだが、
今年は旱魃のためずっと見かけなかった。
やっと来た雨季。マメ科のこの黄色の植物は、ほんとうに愛らしい。
そして、昨年3月ころは背が低く地面にはっている感じだったが、
さすがに背も10cmほどの高さになっている。
これは、17:35に14mmワイドレンズで撮影して切り出した画像。
雨の隙間をついての撮影だが、「PENTAX smc DA 14mm」は、明るく
写る。同じF2.8でも、「SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACRO」で撮ると
かなり暗い画像となる。これは値段のせいなのか。
なお、昨日、サイクルメーターは麗江走行20,000kmを越えた。
(2010.07.01)
■2010年6月29日、
なんて楽しいのだろう。
「卒業の時は、アリババで大盤鶏を食べようね」と言っていた
4年生と、今日は大盤鶏大会の第3弾。この大盤鶏料理は、新疆の
代表的なもので、なにしろおいしい。
みんなの故郷には、この料理はないでしょう。でも、おいしい
ですよね。――と言うと、女学生ばかりの今日、みなそろってうな
づく。「この料理、もし日本であったら、きっと若い人に受けるに
ちがいない」と、いつも付け加える。ともかく、ビールとの相性が
抜群なのだ。
女性ばかりで残したらどうしよう――という大盤鶏・中盤鶏の
二皿、ビール6本もきれいに片づけられて、ホッ。
数日、雨はなかったが、みんな一緒にもどってきて15分後、
スコール風の大雨が。
そして思った。今、4年生の授業はない。が、たまたま出会った
人ごとに今日の大盤鶏会を呼びかけた。しかし、一度参加した人は
顔を出していないことに気づいたのだ。
この土地の人は、もしかすると、「遠慮」を日本人以上に持ち合わせ
ているのかもしれない。
(2010.06.29)
■2010年6月27日、
空がいい。

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| 麗江市街(12:10) |

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| ラシ海(12:50) |
ラシ海(拉市海)へ。まず峠で、ふりむく形で市街地を撮影。峠をこえると、
ラシ海がひろがる。昨年10月7日とは違って、今回は、東の山側の小高いところから眺望してみた。指雲寺が、湖のむこうの高台に光っている。
しかし、もっと高さがほしい。高所から見下ろさないと、この
湖の魅力は表現できない。(画像は全て14mmワイドレンズを使用)
(2010.06.27)
■2010年6月26日、
落し物を探して、さまよう。

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| むこうは玉龍雪山 |
昨日のこと。B・A地点をMTBで走っていると、サラサラ音を立てて流れて
いくものがある。「お札だ!」ジャージのポケットに入れていた
50元札。なんとか捕まえてはみたが、ポケットには他に20元・
5元・1元のお札がそれぞれ1枚づつ入っていたはず。それがない。
昨日に引き続き、懸命な探索作業をすすめる。風に流されて雪山
まで飛んで行ってしまったのだろうか、見つからない。ああ、牛肉
面5杯分よ!だが、エーデルワイズをみつける。天に向かって小さく
細い姿をスッと伸ばしているではないか。
MTBをおり、辺りをよくよく見回してみると、他にも小さな
花が可憐な姿を見せている。(C・Bの間の地点で、11:00ころ撮影)
そのまま引き返して南に向かい、普済村付近を流す。すると、ジャガイモの花も
咲いている。はじめて見かけて、何の花か分からなかったのは、3年前
の7月1日のこと。今では、一目でわかるようになった。
かわいらしい。白と薄紫と二種類あるのは、なぜ? もしかすると、
日本では見かけない赤っぽい皮のジャガイモがここにはあって、
それが薄紫の花の種類かもしれない――と推測してはいるのだが。
(12:00に撮影)
授業はまだ終わらないが、それぞれ1万2千字ほどの、2教科
4本の期末試験を提出し終わって、気持もゆったり。いい風が吹いて
いる週末。(画像は全て14mmワイドレンズを使用し、切り出して掲載)
(2010.06.26)
■2010年6月22日、
よく雨が降る。
昨日は夏至だったが、午前中ずっと雨。今日も一日中雨。しかも、
本格的な雨だ。太陽を見たのはいつのことだったか? そのため、
熱いシャワーにもしばらくありついていない。部屋も寒く、しまって
いたダウンジャケットを探して着るありさま。
しかし、これできっと旱魃もまぬがれたにちがいない。梅雨とは
ちがって、じめじめしていないため、身体がぐっとひきしまる。
(2010.06.22)
■2010年6月18日、
雨季とはなんだろう。

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| 北の玉龍雪山方向 |

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| 南の市中心方向 |
A地点
でふと考えた。一昨日の端午節まで数日、いかにも雨季らしくすごい
雨が降った。ところが昨日は30分ばかりの通り雨。今日はふらない。
雨が降りやすい時季が雨季であるようだ。いずれにせよ、A地点
も荒れ野が草原へと、やっと変わった。緑は飛蚊症の目にもいい気が
する。(画像は17:00)
引き返す途中で、右の花を見かけた。昨年7月3日の花の
一番左と同じようだが、花弁の数が違うし、中央の葯部も異なる。
よく見かけた花のような気がするのだが。(画像は17:30)
キャンパスそばの香江路にある泰山木も花開き、強い匂いをはなっていた。
この時間、快晴となり、暑い日差しが照りつけていた。
(画像は17:45。なお全ての画像は14mmワイドレンズを使用)
(2010.06.18)
■2010年6月12日、
寝ようとしていたら、夕日が山を染めている。

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| 右は玉龍雪山 |
昼間は雲がかかっていた雪山も、シルエット風によく見える。
5分間のドラマ。(どちらも14mmワイドレンズで20:20頃に、左は
アパートの外で、右は部屋の窓から撮影)
(2010.06.12)
■2010年6月5日、
雨がよく降るようになった。
一昨日3日の昼から昨日4日の昼頃までずっと本格的に降り、
今日も午前中は雨。高山植物を求めて、鷹のいたところまで
流す。

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| 14mmワイドレンズで |
昨年5月20日と同じ花が見える。これはどうやら、金糸梅
の仲間のようだ。4・5cmもの花が雨水を吸って、大きく咲いている。
(画像は、17:15)その帰途、雨の隙間をついて出かけたつもりが、
ザアザアブリに見舞われてしまった。
身体も服も靴もMTBも、びしょぬれになったが、荒れ野が
水を吸い込む音が聞こえるようで、心地よい。これで、旱魃から
脱したのではないか。

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| 徳生PL−600 |
それはそうと、TECSUMのPL-600という全波ラジオが届いた。
8年前の青島時代に購入した同社のR-9700DX
も健在なのだが、ダイアル局選択がめんどう。それにくらべ、この
PL-600は、デジタル的に数字で周波数を入力すれば、
一発でその局を受信できる。しかも600局まで、メモリーに記憶できる
のだ。しかも、画像で分かるようにSSBにも対応している。
まさに、一世代前のラジオ少年にとっては、食指が動く逸品。
インターネット時代になっても、「世界」に触れる一味違った感触
が、短波の世界にはある。
(2010.06.05)
■2010年5月30日、
「雨季に入ったようだ」と書いたが、この二日、雨は降らない。
35回連続テレビドラマ『蝸居(カタツムリの住み家)』を観た。
十平米ちょっとの借家から百平米の自宅アパートに移り住みたいと
願う若夫婦を主軸として、男女の愛欲、行政・開発業者・銀行が
庶民の夢を食い物にしていく様子が描かれている。
『老大的幸福』とはことなり、個人の世界だけでなく、背景となる
社会を描こうとしている点で、社会派ドラマ的だ。だが、構造的
問題としてまでは提起されていない。

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| 海清(右) |
若夫婦二人の月収が合わせて9000元。90万元のアパートを
頭金十数万元20年ローンで組んで、月々6000元の支払いだという。
上海をモデルにしているため、ここ麗江からみれば、「合わせて
9000元」の月給はわりにいい収入だと言える。また、現在の
住居高騰からみれば、百平米90万元は、かなり安い価格である
ともいえる。
この作品は、原作小説があるため(作者は六六という女性)
かなりしっかりした構成となっている。それにしても、主役夫婦の妻を
演じる海清が、かわいかった。
(2010.05.30)
■2010年5月28日、
本格的に雨季に入ったようだ。
しっかりした雨の中、傘を持って授業にでかけ、そして雨はあがった
が、一日、曇天。雨が降れば行動は鈍る。しかし、時が時である。
荒野は雨を待ち望んでいる。どうか、どんどん降ってほしいものだ。
ところで、今日、32インチの液晶テレビを購入した。京東方という
中国メーカーのLC−3208というものだ。これは、卓越.comを覗いて
みて、1999元という安い値段だったので、昨日、注文した。いや、注文
したところが、ここ麗江には配送できないのでダメだというのだ。
しかも、今日、卓越ネットを見てみると、このように
そのテレビさえないという。特価商品で、何日かだけ安い値段がつけられて
いたようだ。
無念。そこで、市内の行きつけの店・麗江広電に出かけてみると、
同じ品、つまり京東方・LC−3208が、「驚爆特価」で2399元。
2割高い値段。しかし、届けてもらったというわけだ。
「麗江生まれですか?」と聞くと、「僕、ナシ族です」。
30前後の青年。店で4字の姓名を記入したので、「日本人ですね」
と、すぐ言われてしまった。
ともかく、TVを設置して、昨日途中までブラウン管TVで観ていた
『MEMOIRS OF A GEISHA(邦題はSAYURI)』をつづけて観た。これまでとは
異なる32インチ液晶テレビの世界が広がった。
この映画は、2005年公開なのだが、観ていなかった。しかし、
すごい映画だ。役者の中国人・日本人が英語でしゃべり、しかも、
ここで購入したDVDのせいか、字幕は中国語なのだ。

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| 大後寿々花 |

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| 桃井かおり(左) |

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| A |
しかも、中国の女優、チャン・ツー・イー(左)とコン・リー(右)が、
日本人の芸妓として、ぶつかり合っている。(A) 置屋の女主人・
桃井かおりが光った演技をしているし、役所広司・渡辺謙、それに
舞の海までが登場。少女時代の小百合を演ずる大後寿々花が、
チャン・ツー・イーと似ていて、一所懸命に演技しているのがいい。
アメリカ版アニメ『鉄腕アトム』のように、日本のものだ、と
思われていたものが外国人俳優によって、外国語で演技される時代が
来たのかもしれない。しかも、『鉄腕アトム』と同様、外国語である
点をのぞけば、細部まで写実的に描かれている。5・60年前の
早川雪舟が出演したアメリカ映画などとは全く違った時代になって
いるようだ。
(2010.05.28)
■2010年5月25日、
やっと雨らしい雨が降った。
とにかく百年ぶりの旱魃、昨秋以来、ほとんど雨はなく、23日には
麗江西の森林地帯で山火事があったとのことだ。通り雨しかなかった
麗江。昨日の夜半から午後4時ころまで降ってくれた。これで、
荒野も、放牧されている牛たちも、いくらかホッとしているだろうか。
さて、今回は連続テレビドラマ『獵鷹1949(鷹狩り1949)』
を紹介しよう。解放直後の重慶とその付近を舞台に、潜伏し破壊活動を
たくらむ国民党特務との戦いを描いたもの。
最初から血なまぐさいシーンが続く。アメリカで訓練を受け、台湾
から直接に指令を受けて派遣された特務を倒し、解放軍特務営長・燕双鷹
がその特務になりすまし、敵の地下活動に加わって行くというもの。
いくつかの裏切りと逆転が、ドキドキハラハラさせながら
観客を引きずっていく。破壊活動の核心、それが「獵鷹計画」で、
なんと石井731部隊の細菌兵器を重慶に散布するというもの。
そういった手の込んだ細部もありながら、どもかく張建新(右画像)
が演ずるスーパーヒーロー・燕双鷹の活躍を堪能した。
良かれ悪しかれ、娯楽に徹して、ジェームス・ボンドの映画を観る
ようにみればいいのだ。そう開眼させてくれたドラマだった。このテレビ
ドラマは、今のところ、ここで観られる。
(2010.05.25)
■2010年5月23日、
『老大的幸福(長兄の幸せ)』をDVDで観た。

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| 老大 |
3月以来、7・8本のテレビドラマを見てきたのだが、これは、
当代を背景にしている。東北の架空都市・順城を故郷とする老大は、
父母が夭逝したため、親代わりになって4人の弟妹の面倒を見て、
今は、順城のマッサージセンターの首席マッサージャーとなっている。
話は、北京に住む4人の弟妹が墓参のため順城を訪れるところ
から始まる。(弟妹は、次弟が不動産業で成功し今はビルを構えていて、
三弟は公務員、四弟は役者、五妹はピアノ教師として、それぞれが
北京での地盤をもっている)そこに、安徽省から自閉症の6歳の子供を
かかえて、やむなく自殺しようとする女性がからむ。また、長兄は
10年以上前に離婚し、子供もいない設定となっている。
弟妹たちは、東北・順城での長兄の生活を見て、彼の幸せを願い、
北京に呼び、なんとかしようとするのだが……。
家族(大家族)をめぐる人情ドラマ。旅に出ることで自己の存在を
確認する寅さんとは違うが、この老大は、率直さのため失敗するという
一点で、柴又の寅さんと共通する。
人情ドラマであることはその通りなのだが、ストーリー的には失敗
しているとしか思えない。それは、老大の恋愛についてだ。もし、この国
の視聴者が、やむをえないことだと看過するのなら、それは、僕の感性と
大きく違っている。
4人の弟妹たちは、そろって老大の結婚に反対する。それどころか、
破廉恥な妨害すらする。つまり、個人の領域を侵すことが善意の名の
下に行われていることに耐えられない。「善意」の欺瞞性を暴くこと
なく41回連続ドラマが収束することに耐えられなかった。
このテレビドラマは、今のところ、ここに紹介があり、観られそうだ。
何がこの作品の命かといえば、(1)家族の紐帯というものの
うさんくささであり、紹介しきれなかったが、(2)この国の恋愛観、
(3)賄賂の横行――といったマイナス面も否定的に描かれている
ことだ。
都市と地方、それらの価値観の相違、主役・老大を範偉は、
上手に演じていた。東北出身の有名な趙本山とも友人らしいが、
あくの強い趙本山とは違って、さりげなく演じていたのがいい。
(2010.05.23)
■2010年5月20日、
『蒼穹の昴』を見終えた。
。

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| 張夫人 |
日本でも放映していたが、このドラマ(原作は浅田次郎の小説)
の主人公は、西太后・光緒帝でも、虚構の梁文秀・春児でもなく、
宮中と民間を自在に往復できる張夫人(西太后の姪?格格)だ。
それを演じきっていたのが、殷桃。昨年、崑崙山に駐屯する
人民解放軍を描いたテレビドラマにも出演していたが、ずっと成熟
したように見える。
床にぬかずく臣下に向かって、「平身!」と西太后・皇帝は
言うのだが、こういった宮中用語は日本語ではどう訳されているのだろう。
「こうべをあげよ」とでも訳されているのか? 田中裕子の西太后が
迫力満点で恐いだけに、そんなことを思って気持のバランスを確保
した。
ずっと晴天がつづいたが、今日は曇天。しかし、雨はふらない。
(2010.05.20)
■2010年5月17日、
C・B地点の中間で、植樹された木が芽吹き、若い葉が風に揺れている。

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| 14mmワイドレンズで |
昨年5月15日に、芽吹いた木を紹介したが、一時は大半の木が
枯れてしまったようにみえた。それから一年、堂々とした葉をなびかせ
ている。
植樹された一万本にも及ぶ木々は、数年後には、数十年後には、
荒野を林に森に変えるにちがいない。連日見かけた散水車、人々の
苦労は実るもの、希望はそこにあると感じた。(画像は17:15に撮影)
(2010.05.17)
■2010年5月13日、
高山植物が少ない。

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| 50mmマクロレンズで |

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| 同左 |
一昨日午前中ずっと小雨が降ったので、もしや、と思って、東巴谷付近を流してみる。
しかし、花は少ない。10日前のように釣鐘状の花が群生。
姿の見えない雪山を背景に撮ってみた。そして、もう一種が目についた
だけだった。(画像はどちらも15:20ころ撮影) 旱魃の影響は、まず
高山植物に出ているのではないか。早く雨季に入ってほしいものだ。
天気予報を見ていても、雲南省南部は、晴ればかり。
一昨日、大理より南へ200kmくらいの雲県出身の先生とおしゃべり
をしていて、話を聞いてみた。農家である彼の実家の付近には川があり、
とりあえず、直接的には旱魃の影響はないという。
気になったのは、彼の少年時代の話。そばの川で泳いで、川魚を
とっては食べていたという。ところが、1995年ころから、農薬を
使い出して、魚はいなくなってしまったどころか、川も汚染されて、
泳げなくなってしまったとのこと。
かつて日本がたどった道を、その二分の一、あるいは三分の一の
時間の中で、濃縮した形で経験しているのが、この国なのかもしれない。
午後6時、さんさんと輝く太陽で、わがベランダ温度は40℃。
(2010.05.13)
■2010年5月3日、
純白の釣鐘状の花が群生している。

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| 50mmマクロレンズで |
昨年3月27日と同様、東巴谷付近で12:30に撮影。旱魃の影響で、高山植物
の開花もおそい。だが、一月遅れとはいえ、同じ場所に同じ花をみかける
ことができると、ホッとする。しかも今日は強風。吹きさらしの
中で、大きな花をゆらしている。風のこない場所もあるというのに。
なお、今日、サイクルメーターは麗江走行19,000kmを越えた。
(2010.05.03)
■2010年5月1日、
東の団山ダムへ。

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| 14mm、12:15 |
このダムは、2年前、2008年4月11日に訪れた。その頃
と比べて、水が格段に少ない。今回の画像では、下の平たい所に人が
降りている。しかし、2年前は降りれなかった。
そのまま東北方向へ走ってみた。山が続く。あるのは、採石場
(採土場と言ったほうがいいかもしれない)とセメント工場。12km
行って、断念し、引き返して来た。
(2010.05.01)
■2010年4月30日、
福国寺が建て直されているという話を耳にした。

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| 14mm、12:50 |

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| 同左 |
福国寺は、北方画像地図で分かるように白沙村の西側の山にある寺。西方画像地図ではこの位置。2006年11月4日に紹介したことがある。
いつか再建されるのかな、と思っていたところ。太くりっぱな
柱と横木が組み立てられていた。

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| 300mm |
その白沙へ行く途中のBとA地点間で見かけたのが、右の鳥。
小鳥としては大きく、20cmほどあるだろうか。携帯で声を録音しよう
とするやさき、飛び去ってしまった。
(2010.04.30)
■2010年4月29日、
風は冷たいが、すっきりと晴れわたった。

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| 14mm |

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| 135mm |
曇天・小雨がつづいたため、雪山の雪も比較的多い。C地点で、10:50の画像で
ある。。
麗江市中心から南へ20kmほど足をのばし、観音峡へ行ってみた。

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| 14mm |
途中の畑、そして観音峡を展望してみたかぎりでは、旱魃の影響は
ないようだ。青々とした作物を見かけて、ホッ。
がそれは、玉龍雪山に近いこのあたりだけのことで、雲南省南部
では、旱魃がつづいているとのこと。はやく雨季になってほしいものだ。
(2010.04.29)
■2010年4月19日、
雨は少ない。
しかも、先週には、青海省玉樹ではマグニチュード7.1の地震が
発生。雲南省の旱魃も、玉樹地震もこの麗江の生活には直接関係はない
とはいえ、ニュースを見るたびに、その貧しさに目をみはる。

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| 黒樹林の変遷 |
ところで、今日、『黒樹林の変遷』と題するTVを見た。
これは、「械斗」が主題。昆明から南へ400km、哀牢山の南麓にある
黒樹林(行政的には紅河県三村郷、その100km南はベトナム)では、
1980年代にも水争いから同じハ二族同士で械斗が起こっていたという。
240年にして、械斗を止めさせ、茶の産地として黒樹林を生まれ変わ
らせたという。(今のところ、同番組をここで
みることができる)これは、雲南解放60周年記念番組『雲嶺和声』の第6集。
60周年ということで、テレビドラマでも『○西1944』(○は
サンズイに「真」と書き、雲南省の別称)が放映されていた。ビルマ
を背に騰衝一帯を支配する日本軍に対し、国民党軍・共産党遊撃隊と
それぞれの地下組織がつばぜりあいし、最後に打ち勝つというもの。
重慶・共産党が手を結び、しかも米軍空軍が手を貸す構図で、国民党軍
を評価している点と、日本軍スパイを表面的には礼儀正しい人間として
描いている点に興味をひかれた。(画像左は王学兵が演ずる抗日遊撃隊
兵士と重慶の「特工」沈小姐―孫寧が演―。右は島田大佐と沈小姐)
(2010.04.19)
■2010年4月2日、
雨は降っても小雨か、通り雨ばかり。
それでも、なつかしい花が咲いているのではないかと、東巴谷付近を流す。

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| 50mmマクロで14:20 |
すると、5日前の狼毒が、いくつか見える。荒れ野に緑と黄色を
見かけるのは、それだけでも嬉しいもの。そして、もう一種の花
(といっていいのか)が姿を現していた。トウダイグサ科の
Euphorbia yunnaensis。これも、昨年3月15日に見かけた
植物。今、見られるのはこの2種類だけ。それだけ大地は乾ききって
いるといえる。
ところで、3月4日に書いた飛蚊症のその後について、報告しておく。
以来、毎日、ほうれん草一束、そして、昆布・ワカメもいいという
ことなので大量に食すこと、ほぼ一月。結果的にまだ好転してはいない。
食餌療法は、一ヶ月では分からない。そのかわり、髪の毛が心持ち
増えてきたような……。
昨日、外文系主任(外国語学部部長)とそのことを話していたら、
なんとわざわざ自分の部屋まで取りに行って、この漢方薬を試して
みないか、と言って「明目地黄丸」という薬をくれた。嬉しさと感激で
一杯、早速、試用しはじめた。
(2010.04.02)
■2010年3月28日、
雨は降らない。
連日、全国ネットのCCTVニュースでは、雲南省の旱魃報道が
なされている。昨日は、大理の山地に住む少女のレポート。毎日、
下の水源へくだり、水を運ぶとのこと。往復5時間。14・5の彼女が
運ぶ水は20kg。若い男性アナが「いつお風呂に入った?」と聞くと、
もじもじして、「わかんない!」と答えていた姿がいたいたしい。
そこは、ここ麗江から南に約200km。僕のいる所は玉龍雪山の山麓
ということもあり、今のところ水に困らないでいる。しかし、すぐ
近くにも山地にくらす人々がいる。2008年12月27日に訪れた
文筆山奥の人々はどうしているのだろう。海抜3000mもの土地だ。
また、登ってはいないが、ラシ海の北に住むイ族の人々の暮らしは?
2008年1月11日にラシ海から展望した山の上ではどんな苦労を
しているのだろう?

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| 50mmマクロで15:50 |
そして、ここでも高山植物の姿をみかけない。いや、やっと今日、
狼毒を見つけた。東巴谷付近。昨年3月15日には、たくさん見かけることが
できたが、今年は、まだ咲き始めの一株だけ。
(2010.03.28)
■2010年3月21日、
暑い。

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| 14mm、15:30 |
ここ雲南省を含め、西南地域近隣省が日照り状況だという。その
ため政府は3.8憶元を支出して援助に乗り出したと昼のニュースで
伝えていた。
まだ乾季とはいえ、確かに、雨が少ない。2月末以来、夜と夕方
にそれぞれ小雨が降った程度だ。学生たちも、そのカンパ活動を
始めた。僕も、風呂はやめにした。
学生と話した。チベットでは生まれた時と成人の時と亡くなった
時の三回しか身体を洗えないという。水があってあたりまえの土地、
なくてあたりまえの土地。想像力というもので、とらえられきれる
ものなのか。
画像は、A地点より北へ2kmのところでの雪山。はっきり姿を現したのは、
ひさしぶりのこと。キャンパスには、昨年のように白木蓮も、
雲南桜も咲いているのだが、これは職員の方がせっせと水をかけて
いるおかげで、荒野での植物は少ない。
(2010.03.21)
■2010年3月13日、
春空になった。

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| 14mm、15:10 |
雪山は、雲がかかっているか、見えても霞んでいる。そこで、
南を流す。
画像は、行政上、文筆山・文筆海が属す「玉龍ナシ族自治県人民政府」の建物。
日本でいえば、区役所・市役所に相当する。古城区のすぐ南で、
とにかく立派だ。「中国共産党玉龍ナシ族自治県委員会」も同居
している。
ところで日本のことだが、密約が政府公認になったことは、
やはり政権交代がもたらした良さだ。(沖縄返還にともなう密約
――西山記者が暴露――が曖昧にされたのには、??だが)この
際、「密約はない」といいはって、メディアを支配してきた評論家
を名乗る人間、あるいは、歴代首相(たとえば小泉元首相が元気な
だけに適当)、そして、密約を隠蔽してきた人を、国会に参考人喚問
でも証人喚問でもしてはどうか?
国会だけではない。これは、メディアにとってもめったにない
チャンスだ。情報を売って稼ぐメディアとしても、千載一遇の機会
だ。ウソを嘘と知りながら、公然と言い張ってきた人間に非とは
何か、知らしめるべきだ。(民、信なくんば立たず)
もう一つ問題なのは、沖縄米軍基地問題。この際、「国外へ」
という主張が最も正しい。むろん、裏側には、日米安保体制は現状
では現実的ではない――という極めて現実的認識とそれに伴う戦略
をもってのことだ。
単純なことだが、「国外へ」に反対する人は、「自分の都道府県
へ」と主張すべきだ。(そう発言する人が少ないのに僕は驚く)
同じように「沖縄へ」はおかしい。これも、単純に考えれば、平等負担
の原則に反するからだ。あの遊びのプロ・大橋巨泉は、戦後、沖縄
だけには行けなかったという。なぜ?と、考える人は、沖縄の人々が
背負った不合理な歴史を直視していないことになる。
……などと、いつものように、一人、MTBと語りながらの
45kmだった。
なお、今日、サイクルメーターは麗江走行18,000kmを越えた。
(2010.03.13)
■2010年3月6日、
菜の花が満開。

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| 14mm |
昨年3月9日と同じ普済村付近を流し、16:30に撮った画像。ただ、昨年
と同地点は、他の作物が植えられていて、やむなくちょっと南から
撮影したもの。
菜の花の強い香りが、鼻に残った。
(2010.03.06)
■2010年3月4日、
1日から後期授業が開始。
天気は、冬のすみきった空から、霞が雲がめだつ春の空へと
移り変わりつつある。そのため、のみ込まれそうな青空の下にそびえる
澄み切った雪山の姿も、見える機会が少なくなりつつある。
ところが、ひとつ問題がある。飛蚊(ひぶん)症である。一昨年
くらいから、片目に黒点が舞うようになり、徐々に、雲状のものが
眼の中をさまようようになってしまった。そのため、すっきりした
天気であればあるほど、そのままに認識しにくくなっているのだ。
眼は、情報収集の核。万一、網膜剥離にでもなれば、失明か?
と思い、麗江へもどる直前、眼科に駆け込み、眼底検査などを受けて
きた。加齢によるものとの診断。薬はないという。
しかし、すみきった風景をあるがままに見たい。そこで、色々
調べてみた。紫外線がよくないとのこと。ここ麗江は、太陽が強い。
おそらく東京の5倍以上の紫外線であろう。
また、有効な薬はいまだないとのことだが、ほうれん草に含まれ
ている何とかという成分が、いいとのことだ。
ということで、さっそく、ほうれん草を購入。日本のように束ねて
売っているのだが、今日はその一束半をほおばった。どうやら、この
学期は、ほうれん草と共に歩むことになりそうだ。
(2010.03.04)
■2010年2月27日、
一昨日、暖かな麗江にもどる。

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| 300mm |

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| 14mm |
とにかく、太陽の力が強い。まぶしいばかりの陽光がふりそそ
いでいる。
画像は、A地点、10:45ころのもの。
ところで、これは昨日のことだが、キム・ヨナの演技を嘆息
しながら実況中継で見た。すばらしい。ショート・プログラムの
007は東京で見たのだが、どちらもこれ以上はないというような
完全なものだった。
ひとつ気になったのは、ローマ字による姓名表示。韓国も中国
も「姓→名」なのに、日本だけは「名→姓」と欧米式。これは、日本
の脱亜入欧の優等生ぶりを示すものなのか。
(2010.02.27)